LGBT支援の本質を考えよう 〜11年にわたる当事者の心理調査から考える、当事者が求める支援とは?〜

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学校の教育現場や企業の人材教育で、急速に重要性が高まるLGBT支援。
しかし、具体的で明確な観点があいまいなまま対応をしていませんか?
 
これまでの学校教育現場や企業現場におけるLGBT支援の観点は、トイレ問題や服装のこと、差別的な言葉を使わない、等の考え方が大きな視点でした。
しかし、それが 本当に LGBT 当事者が求めている支援なのでしょうか。
 
LGBT当事者が、本質的に求める支援とは?
学校や企業の教育現場では、どのように考えれば良いのだろう?
 
当事者が本当に求める効果的なLGBT支援のために必要なのは、エビデンスとなるデータではないかと思います。
そこで、カウンセリングルームP・M・Rが2007年からお聴きしてきた心理相談を、数値データ化しました。
この統計データ化は、日本でも初めての試みです。
 
例えば、心理相談の現場では、当事者が悩む話題は恋愛やカミングアウトばかりではありません。
 
カウンセリングルームP・M・Rが調査した統計データによれば、
自分自身のアイデンティティに関する悩みが約32%、
肉親に関する悩みが約18%、
実生活の人間関係の悩みが約17%、
仕事やキャリアに関する悩みが約14%、
パートナーに関する悩みが約7%、
職場の人間関係に関する悩みが約6%
疾患や障碍に関する悩みが約6%
と、なっています。
 
さらにそれぞれを細かに眺めてみれば、肉親との関係不安、肉親家族の機能不全、親や職場での結婚圧力、仕事のやりがい、職場での人間関係の不安、就職や転職の不安、学校生活や職場でのイジメ、友人関係やパートナーとの関係性の不安、etc,,,,など、悩みの詳細はあらゆる全般的な内容に広がります。
今回の統計調査では、細かな悩みのカテゴリー毎にも数値化を行い、データ化をしました。
 
カウンセリングルームP・M・R代表のゲイの心理カウンセラー村上裕と、高校教員で多様性に関する教育を実践している高野慎太郎をモデレーターに、2018年12月9日(日)の日本キャリア教育学会特別企画シンポジウムにおける討議をふまえ、より発展的・追加的な議論を目指します。
また、実際の統計調査のデータをご来場の皆様に共有をしながら、ご来場の方々からのご質問やご意見を交えての勉強会型トークイベントで、現実的で効果性のあるLGBT支援についてディスカッションをしてゆきます。
 
イベントにご来場の方々には2018年12月9日(日)に、日本キャリア教育学会で公開した調査データを配布致しますので、ぜひ皆様の活動にご活用下さい。
 

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【 モデレーター 】
高野 慎太郎 / Shintaro Takano
 
1991年、埼玉県生まれ。早稲田大学教育学部を卒業後、同大学院で修士課程を修了。
現在は、東京都東久留米市の学校法人自由学園で教員として働き、有志生徒によるLGBT研究会「性の自分らしさを考える自由の会」の顧問も務めている。
埼玉県川越市社会福祉審議会児童福祉専門分科会委員。
早稲田大学高等学院情報科助手、国際キャリア教育学会(IAEVG)研究大会運営委員などを歴任。
 

トークイベントの要項 

・日付:2018年12月21日(金)
 
・時間:18:30 − 21:00( OPEN 18:00 − CLOSE 21:30 )
 
・住所:東京都港区南青山5-1-25 メゾンドラミア 1002号室 
 
・最寄:表参道駅より徒歩1分、渋谷駅より徒歩15分
 
・方法:会場への直接来場 & オンライン動画参加( 遠方や自宅・職場から参加の方向け )
 
・定員:先着 28 名( ※ 28名以降はオンライン動画参加のご案内となります。)
 
・会費:2000円( 税込、資料代等を含みます。 )
 
・締切:定員満了となり次第
 
・ご持参頂くもの:筆記用具、飲み物等
 
・その他:セクシャリティフリーです。何らかのかたちでLGBT当事者を支援する立場の方の
ご参加を歓迎致します。
 
・お申込:このページ下記の専用フォームよりお申し込みください。
 

●トークイベント 専用フォーム




























 

その他

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