箱庭療法 ~ 楽しみながら自己発見 ~

心理療法

英語では、プレイセラピー、または、サンドセラピーと呼びます。
箱庭療法の考え方は、絵画療法ととても良く似ています。

絵画療法は、言葉にできない気持ちや感情を絵で表現しますが、絵を描くことが難しい場合もあります。
そんな時に役立つのがこの箱庭療法です。

箱庭療法では、底が青く塗られ、砂が敷き詰められた四角い箱を使います。
その箱のなかに、自由に世界を創ることができるのです。

人形や模型など、すでに形のあるものを選んで、箱の中の好きな場所に置いていきます。
また、砂を盛り上げて何かの形に見立てたりもできます。
砂をかき分けると底の青い部分が見えるので、これを川や海、はたまた空や宇宙、もしくは別な何かに見立てても構いません。

全ては、創るかたの想像次第。
何にもルールはありません。
既に形があるものを使い、自由に物語を創り、世界を創っていくということ。

そう、それと砂に触る感触はひんやりとして気持が良く、砂場遊びのように楽しいものです。
童心に還ることで、素直な気持ちになることができます。

楽しみながら、自由に心の世界を創ることができる。
それが箱庭療法の良いところです。

箱庭療法 実演 #01

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