カウンセラーとしての姿勢

講座風景1

小学生の頃、お使いで近所のスーパーに行き、
生まれて初めて、生で黒人さんを見ました。

自分にはない肌、長い睫毛、なんて美しいんだろうって見惚れていると、
にこっと笑ってくれて、そこから、その人は、言葉は通じないけれど私の友達になりました

お使いに行くとよく会い、相変わらず言葉は通じないけれど、
買い物かごの中身を見せあったりして、仲良くなっていきました。
そんなある日、知らないおばさんが、「だめ」って私の手をひいて、
その人を睨んで、私を「助けて」くれました。

望んでいないのに

その人は、おばさんを やれやれ っていった目で見て、私にニコッと笑ってくれました。
それ以降、その美しい黒人さんに会う事はありませんでした。
このおばさんは、差別をしたのではなく、自分の中の常識に従った親切だけだったのです。
これが、私が最初に体感した、偏見というものです。

この時に感じた違和感が忘れられなかったのか、
高校生になった時に、公民権運動に強い興味を抱きました。
何故偏見が起きたのかという歴史がそこにはありました。

法の上では奴隷制度は廃止されていたにも関わらず、
実質的な生活において人種差別はなくなっておりませんでした。
長年に渡る慣習は、人々の心に巣食い、常識となって深く根ざしているからだと感じました
それは、正しい顔をして血の中に脈々と受け継がれてゆく。
それは、差別をする側もされる側も、両方の血に根ざしてゆきます
でも、慣習であるならば、必ず書き変えられます。


相手を知り、偏見をなくし、
同じコミュニティに属し、
何のカテゴライズもせず、
一人の人として相手と接する機会が増えれば増えるだけ、
新しい慣習が生まれ、古い慣習は書き換えられます。


「黒人の歴史を変えたのは、キング牧師でもマンデラでもなく、マイケルジャクソンだ」
と、あるとき、アフリカ系アメリカ人の友人が言いました。
もちろん、彼らの功績があってこそだが、それまで偉大なアーティストはたくさんいたが、
マイケルジャクソンは「黒人の素晴らしい音楽」から、ただの「素晴らしい音楽」として、
世界から愛された。

そこには白人も黒人もなくて、ただ、素晴らしい音楽があるだけだ。
これが本当の意味での解放なんだ、
と伝えてくれました。

異論がある人は多々おられるかもしれませんが、
ただ、素晴らしいものを提供する人がいて、
ただ、それをシンプルに素晴らしいと受けいれる人がいる、
この時、双方が慣習から解放されるのだと、私は思います。

この差別問題を通し、一人の人間がシンプルに生きるという事が、
私のカウンセラーとしてのテーマとなりました。


幸せになったり、ほっこりしたり、昇進したり、手を繋いだりするために、
カテゴリーごとに超えなければいけないハードルが異なるという事は、
人にとって、どれほどの負荷であるのだろうかと、思い至ります。

そして、そのハードルは何から出来ているのかを、
みんなで紐解いてゆくことが、P・M・Rのセミナーやワークショップであり、
自分の中にあるものを紐解いてゆくことが、
私が提供させて頂く心理カウンセリングだと思います。

ほっこり、
まったり、
うっとり。

シンプルに誰もが感じられる、ご自身で作ってゆかれる人生を、
心理カウンセラーとして、アロマセラピストとして、
寄り添いながらサポートさせて頂きます。

あなたにお会いできるのを、心から、楽しみにお待ちしています。